クリスマスを前に、インフルエンザにかかってしまった槙原。同時期、幽霊棟の五人に監禁されている賢太郎もインフルエンザにかかっていた。話し合った五人の生徒は、賢太郎に与えるための薬を槙原から盗むことにする。その嫌な役割をクジで引き当てたのは、和泉だった……。
『図書室のネヴァジスタ』(2007年現在開発中)のクリスマス短編。「賢太郎がクリスマス時期にもまだ捕まっていたら」というパラレル設定で、シナリオとしては本編のACT8前後にあたるようです。体験版より後のストーリーなので、彼らのやり取りの中で気になる事柄もチラホラ。相変わらず久保谷が健気で泣かせる。何気に槙原の過去の新事実も明かされていますが、予想よりヘヴィで参った。ウイルスのように猛威を奮って感染する、子供たちの寂しさの正体。哀しくて切ないけれど、ラストは温かな気持ちにさせてくれる短編でした。本編の体験版同様、本作も挿入歌がとても良い。 |