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暗い日曜日−Sombre Dimanche−体験版
【HP】ZIGZAG 【ジャンル】悪夢型殺人ビジュアルノベル 【対象】R-15 【プレイ時間】50分 【容量】62MB 【ツール】NScripter 【更新日】2008/9/20
雨の降りしきる六月、全国を震撼させる連続猟奇殺人事件が発生した。「現代の切り裂きジャック」と噂されるが、四人目の犠牲者を最後に、犯行は途絶える。──そして十月。再び巡ってきた雨の季節。成瀬真人は悪夢の中で、巨大な斧を手にした兎のぬいぐるみに遭遇する……。
仄暗いサイコサスペンス。現実のようで、あちこちが狂った悪夢の世界。不安定で、歪(いびつ)で、息苦しくなるような閉塞感があります。タイトル画面の演出がいきなりグロいので、初めて起動する時は少し心の準備をしたほうが良いかも。モニターをプツッと消したり付けたりするような場面転換と、その際に聞こえる「ピ、ピ、ピ」という音が気になります。真人は現実では仮死状態か何かにあり、延命処置を施されながら、覚めない悪夢を見続けているとか? 夢の中で兎に殺された場合のバッドエンドのタイトルは「Euthanasia(安楽死)」。夢の中で殺されると、現実でも死ぬ? 日曜日の学校にだけ存在する双子の弟の正人は、実在する人物なのでしょうか。それとも、真人の心が生み出した架空の存在? 自宅の真っ黒に塗り潰された鏡などを見るに、真人が“正人”である可能性もあるかも。健気な大型わんこタイプの後輩は唯一の癒し系……かと思いきや、その行動には数々の疑惑が。彼の目から光が消えて濁った目になると、ギクッとしてしまいます。人物も世界も、全てが謎だらけ。切り裂きジャックが左利きというのは、殺人犯の正体を特定する手がかりになるでしょうか。真人は右手で左手の手首を切っているので右利きのようですが、覚えの無い左手指の打撲傷が気になるところ。弟の正人は、右手で本を持ち、左手でページを捲っている立ち絵からすると、左利きなのでは? システム周りは概ね快適ですが、オートモードの速度調整がありません。


図書室のネヴァジスタ 体験版
【HP】TARHS(タース・エンターテインメント) 【ジャンル】学園サスペンスADV 【プレイ時間】本編:1時間半、おまけ:40分 【総プレイ時間】3時間 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【容量】98.6MB 【更新日】2007/11/10 【参考】『図書室のネヴァジスタ THE FOOL』レビュー
新任教師の槙原渉は、幽霊棟と呼ばれる不気味な寮で暮らすことになる。幽霊棟に住む五人の生徒は、槙原に何かを隠していた。数ヶ月前、嵐の夜に川へ転落して死んだ一人の生徒。亡霊の棲む寮。死を招く石像の腕。不穏な噂が付きまとう中、槙原は図書室で古い洋書を見つける。本の題名は『NEVERSISTA(ネヴァジスタ)』──。
体験版はACT3まで。新任教師の槙原渉と雑誌記者の津久居賢太郎、二人の主人公の視点によって交互に進行します。幽霊棟に監禁される賢太郎と、何も知らずに幽霊棟へやって来た槙原のニアミスにドキドキしてしまう。やはりザッピングは楽しいですね。槙原は一生懸命なのに、あれこれ不憫で応援したくなります。槙原がんばれ。泣くな。五人の学生それぞれの思惑と微妙な均衡の人間関係が面白い。彼らが賢太郎を監禁する意図は? 彼らの計画とは何なのか? 本編読了後のおまけシナリオは、清史郎が生きていた頃の流星群エピソード。五人の複雑な関係の一端が解りやすく示されています。[みんな清史郎を好きすぎて気持ち悪いぞ(笑)
映画の字幕のようなテキスト表示は雰囲気が出ていて良いのですが、如何せん誰が喋っているのか判りにくい。いちおう画面の左下に発言者の顔と名前が表示されてはいますが、薄暗い絵とローマ字表記のため、パッと見ただけではすぐに判別できない。五人が入り乱れて喋るとカオスです。(1)画面中央:テキストを読む、(2)画面左下:発言者を確認する、(3)画面上:立ち絵を見る。台詞が一つ変わる毎に、いちいち視点を三つのポイントに動かして確認作業を繰り返さなければならないのが苦痛でした。バックログで見ると、発言者不明の台詞がひたすらズラズラ並んでいて何が何やら。このままのシステムだと、製品版は厳しいです。かなり分岐が多くなりそうなので、製品版ではセーブを多めに用意してほしいかも。音量調節とセーブのサムネイル&コメント機能もあったほうがいい。


漆黒ノ月 体験版
【HP】水桜月 【ジャンル】ゴシック風ファンタジーADV 【プレイ時間】40分 【容量】105MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2008/1/15
年若い鏡皇アリスは、城を抜け出して遊びに行った帰り道、ヴァンパイアの風哭(しこく)に出会う。風哭はアリスの身元を知った途端、強い憎しみをぶつけてくるが……。
体験版は本編の序盤まで。グラフィックが綺麗で、キャラ同士の会話も楽しい。ただ、いきなり長々と世界観の講釈を垂れるより、後に回せるぶんは後に回して、もう少し自然に散らせたほうが良いのでは。主人公は鏡皇(王様みたいなものらしい)の身で、こんなに物知らずで大丈夫なのでしょうか。システム面は文字が小さくて読みにくい。惜し気もなく脇をさらけ出すラ・ファエルの衣装とポーズが気になって仕方ない。よほど脇に自信があると見た。


花帰葬 体験版
【HP】【花帰葬/HaccaWorks*】 【ジャンル】ファンタジーADV 【プレイ時間】30分 【容量】15.7MB 【ツール】吉里吉里2 【更新日】2003/4/13 【参考】製品版レビュー
玄冬白い雪の上で目覚めた玄冬(くろと)は、全ての記憶を失っていた。そばにいた紅い髪の少年は花白(はなしろ)と名乗り、玄冬と共に旅をしていたことを告げる。何も思い出せないまま、花白と一緒に行くことにする玄冬。しかし、花白は何者かに追われているようで……?
体験版は本編の序盤まで。会話形式で物語が進行します。美しい音楽と謎多きストーリーで、続きが気になる。ただ、台詞が若干冗長でテンポが間延びしているような。本編読了後は、キャラたちが質問に答えてくれるオマケがあります。銀朱と花白のやり取りが楽しい。銀朱は真面目で単純そうで、アホっぽくて可愛いですね。黒鷹と玄冬は妙に親密そうですが、一体どういう関係なのでしょうか。体験版とはいえ、セーブ5個は少ないかも。


Lagrima -ラグリマ- 体験版
【HP】Enoichian 【ジャンル】ファンタジーADV 【プレイ時間】5分 【容量】25MB 【ツール】吉里吉里2/TJS2 【更新日】2005年 【参考】製品版レビュー
島の中心にそびえたつ『聖譚樹』には大地の精霊が宿り、島を守護しているという。精霊の加護を得るため、百年に一度行われる『ミゼレーレの儀』。精霊神殿の奥深くで育てられたレイソンの巫女は十六歳になると聖譚樹の元へ旅立ち、儀式を行うならわしだった。十代目の巫女である少年キリエもミゼレーレの儀を目前に控えていたが、儀式の妨害を目論む諸侯軍に襲われる。神殿武官のカノンと共に逃げる途中、キリエは謎の青年レイキエムに拉致され……。
ほんの序盤の序盤で終わるため、体験版だけではどんなストーリーになるのやらサッパリ判りません。ユーザーが納得して製品版を買えるように、もう少し内容を把握できるところまで収録してほしい。場面転換が唐突で驚きました。OPムービーの歌は綺麗です。


Mirror Of the Sun 体験版 
【新HP】泡沫寓話(閉鎖) 【旧HP】monocro(閉鎖) 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】10分 【容量】3.25MB 【ツール】吉里吉里 【更新日】2002/2/18
イザード神父のイザードがネロの家に不法侵入するドキドキ☆突撃レポート。本編から独立したオリジナルシナリオで、選択肢によって二つのシナリオへ分岐します。コミカルながらも全編に漂うゴシックな雰囲気が魅力。イザードとネロの会話が楽しく、単独のショートストーリーとして充分楽しめました。一癖二癖ありそうなイザードの裏事情が気になる。