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死に至る恋(やまい) 体験版
(配布終了) 【HP】空色天体博物館 【対象】18禁 【ジャンル】ヴィクトリアン・サスペンスADV 【プレイ時間】40分 【容量12.1MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【備考】2009/4/1-5限定再配布 【更新日】2009/4/4
時は19世紀英国。帝都ロンドンから離れた一地方に居を構えるボーフォート伯爵家。社交界嫌いの若き当主・クレメントと、彼より七歳下の双子の兄妹・ブライアンとアリシア。何の憂いもなく幸福そうに見える伯爵家だったが、その裏では毎夜のように神への背信行為が繰り返されていた。ある冬の日、先代のボーフォート卿の知人である牧師が伯爵家を訪れたことにより、館を浸食していた狂気が加速する──。

2007年エイプリルフール限定配布(2009年エイプリルフール再配布)のヴィクトリアン・サスペンス。毎夜兄から陵辱を受けるアリシアと、彼女を巡る様々な人物の思惑。館、陵辱、近親相姦、猟奇殺人など、好きな人にはたまらない内容で、狂気と背徳に満ちた淫靡なシナリオに、どっぷり浸れました。19世紀英国の時代背景や貴族の暮らしぶりなども、何気にきちんと押さえられています。幼いアリシアが兄のクレメントに初めて陵辱された時のエピソードは倫理的にヤバかった。年齢はハッキリ書かれていませんが、この頃のアリシアってまだ10歳未満ではなかろうか。変態鬼畜ロリコン兄、最高。
館の猟奇殺人の犯人の正体について考えてみますと、犯人視点パートを読む限り、犯人はボーフォート家の内部事情をよく知っているようなので、外から来た牧師はまず除外。また、法外な値の小鳥の価値を知らずに可愛がっているアリシアの無知を蔑むような描写からすると、犯人はおそらく貴族ではなく使用人。使用人の中でクレメントとアリシアの姦淫の罪を知っているのは、執事のフランシスのみ。ズバリ、犯人は執事のフランシスです! ……と推理してみたところで、答えは永遠に判らないわけですが。あああ、続きが気になる。


ゴス道の乙女たち ロング体験版
【HP】01-Torte(アイントルテ) 【対象】18禁 【ジャンル】ゴス伝奇ADV 【プレイ時間】4時間40分 【容量】266MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2008/12/10
湖のほとりの町で、一ヶ月ほど前から陰湿な事件が続発している。ゴスロリ少女ばかりを狙った連続婦女暴行事件──通称『ゴス狩り』。高校生の二宮直都は、ある人物から依頼を受けてゴス狩り事件の犯人を追っていたが、なかなか手がかりを掴めずにいた。そんなある日、直都は鋏を持ち歩くゴス少女・エリカを見かける。鋏で同級生を刺したという噂のある彼女が気にかかり、直都はエリカとの接触を図るが……。

ロング体験版は11日目まで。前回のショート体験版では主人公の立場もよく判りませんでしたし、いまいちピンとこない印象でしたが、今回のロング体験版では主人公の依頼人、300年前の因習、事件の黒幕(の一端?)などが明かされ、面白くなってまいりました。元傭兵で自称25歳(実は40代)の現役アイドル「王子」であるところの養父がスゴイ。初登場シーンからして、白昼堂々[息子を狙撃]ですしねえ。濃ゆいよパパ。ヒロインのゴス少女・エリカは、独特の雰囲気を持つ不思議ちゃん。彼女の淡々としながらもトボけた言動は、味があって楽しい。主人公の有能な助手となる彼女ですが、この娘の周辺にはいろいろと秘密がありそうです。登場人物たちの会話の至るところに小ネタが織り込まれており、爆笑ギャグというほどではないのですが、クスリと笑える細かなネタの密度が高い。そんな感じで、わりとコミカルに進行するので、すっかり油断していたら[副会長の頭バーン]にびびった。絵のグロ部分にモザイクがかかっているのは、良心的と言うべきなのでしょうか。体験版ラストで校舎の爆発から車内へグインと引くカメラワークは巧いですね。デモムービーの3Dの鋏や血も迫力があって綺麗です。ムービーを挿入するタイミングが意味不明だったりしますが……何なのでしょうね、これは。ギャグ?


EDEN -最終戦争少女伝説- 体験版 ver2.00 [ WEB体験版 2 ]
【HP】LAST WHITE 【ジャンル】現代ファンタジーアクションノベル(選択肢なし) 【プレイ時間】追加分:2時間10分 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【容量】272MB 【更新日】2008/9/24
クリス・カヌに守られ、核爆発から生き延びた市之倉隆。カヌの説明によると、隆は12000年前に海に沈んだ国の『王』で、カヌは王の側近の『王室奴隷騎士団』の一人だという。カヌたちの国は、何万年も前からずっとマヤ連合と戦争状態にあると言うが……。

体験版ver2.00は第一章中盤まで。前回の体験版のラストでいきなりぶっ飛んだ方向へ行ったので、今後の展開に若干の不安を抱いていたのですが、それは全くの杞憂でした。序章では想像できなかった大胆な世界観に驚きの連続で、新たな事実が判明する毎に、どんどん面白くなっていきました。まさかここで伝説の[ムー帝国]が出てくるとは。
王である隆に対するカヌの忠誠心は半端なく、彼女の徹底した従順さには半ば呆れるほど。隆の些細な言動でオロオロしてしまうカヌが可愛すぎて参った。隆に怯えられたことを気にして隆に近付けないメザロアさんも可愛すぎる。隆に対する従順さと敵に対する冷酷さのギャップが恐ろしくも魅力です。彼女たちの圧倒的な強さが爽快でした。メッセージウィンドウをぶった斬る演出には仰天。その発想は無かったわ。ぐんねりと歪んだメッセージウィンドウの光景は異様で、非常識で、桁外れな力の顕現をまざまざと見せつけられました。
敵国の“蠍の記(セルケト)”の使い手が民啓学園のクラスメイト四人の中にいるという展開は、やはりそう来たかという感じです。明らかに阿久津は怪しかったもんなあ。もしこれで星口か佐井本だったりしたら笑いますが。元クラスメイトに正体を知られたことで、隆が悪い予感を覚えているのは、絵夢を人質に取られる可能性でしょうね。無力な一般人(たぶん)である絵夢が、この超人だらけの物語でどのような役割を果たしていくのかは気になるところです。
マヤ連合中央議会の面々は個性がキッツイですね。今回登場したゲバルト班のメンバーだけを見ても、ペニス丸出しの筋肉フェチ男、頭部半分のイカレ女など、変なのばかり。筋肉男ドデモイの勃起モザイクはキモすぎて笑った。何だ、この歩く猥褻物は。「ペドロリス」「ドデモイ(どうでもいい)」など、男キャラの名前の適当さがヒドイ。唯一まともだったギョスクイの死は残念でした。いい人だったのになあ。ただ、即死ではなく瀕死で、兄が中央議会の重要人物っぽくて、瀕死場所が『刺痕』のある地下道だったので、もしかしたら生きている可能性もありますね。レンコはアリアリさんに薬物漬けで調教されてしまうのか?(笑)
システム周りでは、気になる点が幾つか。体験版とはいえ合計4時間のボリュームで、セーブ10個は少ない。タイトル画面だけでなく、プレイ中もコンフィグを選べるようにしてほしい。スキップは既読と未読を選択できるようにしてほしい。セーブにはサムネイルがあったほうがいい。体験版の時点で既に音楽鑑賞が付いているのは嬉しいです。できればCG鑑賞も加えてほしい。


EDEN -最終戦争少女伝説- 体験版 ver1.00 [ WEB体験版 1 ]
【HP】LAST WHITE 【ジャンル】現代ファンタジーアクションノベル(選択肢なし) 【プレイ時間】2時間 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【容量】212MB 【更新日】2008/3/22
御六島(みろくじま)。二週間前、日本列島の南東で発見された未知の島。民間の調査団のスポンサー会社の企画により、民啓学園の生徒たちも調査団に加わることになった。市之倉隆は引率の教師に強引に参加させられ、夏休みの貴重な九日間を潰す羽目に。しかし、ただの自然豊かな無人島であるはずのそこには、異常な事態が待ち受けていた。軍による拘束。仮面の女の殺戮。そして今、隆の頭上に世界最大級の核爆弾が落ちてきている。さようなら。人生終わった。

体験版ver1.00は序章まで。いきなり目の前に水爆が落とされる場面から始まり、余命あと数秒と思われる主人公がそれまでの経緯を回想していく構成になっています。仮面の女のデザインがシュールすぎて、一目見てやられました。あまりにも異様で不気味で、姿を見ているだけで、ぞわぞわと恐怖が這い上がってきます。彼女の惨殺っぷりがこれまたえげつなくて、血まみれロケットヘッド(生首×100)のシュールな光景が何とも言えず。主人公が迫る死の恐怖から逃げながら「他人を助けたい? いいえまったく」「さよならすべてのきれいごと」と心の中で独演するくだりは秀逸でした。幼少時に『心臓と手のひらの契約』を経て主人公が劇的に変わるのかと思いきや、ご大層な決意をしてもなお、変わることができない。そんな主人公の惨めな心の弱さが、そのへんにいる普通の男の子らしくて良かった。演出も独特で面白い。アイキャッチは作品によっては鬱陶しい場合もあるのですが、本作のアイキャッチは変わっていて楽しかった。ヒュンと飛んできてサッと消えるので、目に飽きないし邪魔にならなくて良いですね。シナリオ、絵、音楽、スクリプト、全てお一人で製作されているのは凄い。


終末症候群 Terminal Syndrome 体験版
【HP】LEANGATE - リーンゲート - 【ジャンル】異能犯罪サスペンス・ノベル 【プレイ時間】1時間半 【容量】81.9MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2007/4/12
異能犯罪専門の有能な捜査官かつ執行人である相模レンは、政府上層指定の連続殺人鬼(シリアルキラー)の正体を特定する。それは、無邪気な幼い少女だった。相模は彼女を自分の道具として利用しようとするが……。

体験版は一章まで。前作『reinVERSE Unglazed Edition』は作者さんの自己本位的なこだわりばかりが前面に出ていてユーザーへの配慮に欠けているように見えましたが、今作はきちんと読み手を意識した作りでプレイしやすかった。適度にロジカルな異能バトルが面白い。主人公の相模レンは、優しく冷酷でミステリアスな美少年。主人公でありながら何を考えているのか読めないところがあり、彼が今後どう動いていくのか楽しみです。三人のヒロイン全員からモテモテの相模ですが、こういう男に惹かれてしまう彼女たちの気持ちは解る解る。同僚の琴島が可愛いですね。相模に会いたくて「会いに行こうかな?」「今回は理由あるよね」「うう。迷惑かなぁ……」とか乙女に悩んでいたくせに、相模の前では精一杯クールぶっているのが微笑ましい。今のところロリっ娘に先を越されていますが、頑張れ琴島。


幻想のアヴァタール 〜sorry edition〜 WEB配布版 [ WEB体験版 2 ]
【HP】べにたぬき 【対象】18禁 【ジャンル】“現代和風”伝奇ビジュアルノベル 【プレイ時間】追加部分:1時間50分 【容量】207MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【備考】C72配布 【更新日】2007/12/29
楠姫の蘇生と引き替えに抹茶を失った十哉は、楠姫の依頼を受け、今度こそ楠姫を守ることを決意する。楠姫を狙う妖鬼の目的は……?

「sorry edition」は三日目の夜まで。前回の「prototype edition」から立ち絵やアイキャッチが一新され、スチル・シナリオ・音楽などもあれこれ追加・変更されています。アカの立ち絵は旧版のほうが丸っこくて可愛かったような気もしますが、今の絵もスッキリしていて好きですね。今回のシナリオは「さあ存分にクスキンに萌えるがいい!」という感じの内容でしたが、私はアカ派だぜ、と主張しておく。会話の端々に何気にパロネタが混ざっていて笑った。


幻想のアヴァタール 〜prototype edition〜 WEB配布版 [ WEB体験版 1 ]
【HP】べにたぬき 【対象】18禁 【ジャンル】“現代和風”伝奇ビジュアルノベル 【プレイ時間】1時間40分 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【備考】C70配布 【更新日】(2006/8/24)
「猿渡霊障探偵事務所」を営む猿渡十哉の元へ、大企業の社長令嬢である一柳楠姫が依頼に訪れる。正体不明の黒い霧が楠姫の父親を殺し、今もなお家の中を徘徊しているというのだ。楠姫の話を聞いて自分の手に余ると判断した十哉は、楠姫の依頼を断った。憤慨した楠姫は、自分で式神を呼び出して黒い霧を倒そうとするが……。

「prototype edition」は三日目の朝まで。主人公の十哉が魅力的ですね。ビジュアルも特徴があって目を惹きますし、のほほんとした態度と穏やかな敬語の台詞回しが良い味を出しています。おとぼけ十哉とクールな猫の抹茶のコンビが楽しくて好きだったのですが、体験版早々あんなことになるとは。とほほ。偉そうな式神のキリカクも、楠姫に対する冷静なツッコミが可笑しくて良いキャラをしていたのに、ゆっくり萌える暇も無く、あんなことに。とほほほほ。抹茶は「代承先」として楠姫の中に入ったのでしょうか? いずれにせよ、あの愛らしいにゃんこの姿を見れなくなるのは残念無念。全体的にカッチリ丁寧に作られていて完成度が高い。このままシナリオが破綻せず、無事に完成すれば、一定のファンも付くのでは。


ABYSS-殺人クラブ- 体験版 ver2.00 [ WEB体験版 4 ]
【HP】Festival 【ジャンル】学園サスペンスノベル 【プレイ時間】5時間半(追加部分:2時間) 【容量】148MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2007/7/2 【参考1】温子ルート版ミニレビュー 【参考2】幽ルート版ミニレビュー
片山率いる偽ABYSSに捕らえられた温子と那美は、生贄として夜の校舎へ放たれる。温子と那美を狩る二十人の仮面たち。一方、晶と爽も行方不明の温子を探して学校へ向かうが……。

今回の体験版にて共通ルート終了。晶視点とタカツキリョウコ視点の時間軸が異なることが確定し、両サイドのABYSSメンバーの正体も、ある程度判明しました。タカツキパートが晶パートの過去にあたることも、ほぼ確定? タカツキリョウコ(仮)の正体は、黒塚幽の線が一番濃厚ですね。ラストの鬼塚死亡のニュースには唖然。ABYSSの意図は? 鬼塚の本当の生死は? 温子と那美を解放した“鬼塚”の中身は誰だったのか?(温子の様子からすると、龍一っぽいような気も) 温子はABYSSの首輪の仕掛けなどを熟知していたあたり、元ABYSSメンバーということで良いのでしょうか?(タカツキ編のアーチャー?) 爽も校門で晶が手出ししなければ、自分で仮面を倒していたっぽい? 真ヶ瀬先輩は序盤以降、影が薄いなあと思っていましたが、公式サイトのネタバレ掲示板で「ラピス=真ヶ瀬」説を見かけて、大いなる衝撃と共に納得しました。言われてみれば、顔も言動も同じですよ。こりゃ一本取られたかも。片山と丸沢は、クセのある面白キャラとして良い味を出していましたね。片山の口癖、うつりそうだ(笑) 彼ら二人は別のルートでも活躍してくれると嬉しい。システム周りは、やや不便。合計5時間半のボリュームでセーブ10個は少なすぎる。製品版では100個は欲しいところ。セーブのサムネイルとスキップの未読・既読の選択も欲しい。現時点ではシナリオやグラフィックに比べてシステムの貧弱さが目立つので、そこを補強すれば、もっと良くなるのでは。


空の上のおもちゃ WEB体験版PLUS [ WEB体験版 2 ]
【HP】半端マニアソフト 【対象】18禁 【ジャンル】SFファンタジーノベル 【プレイ時間】3時間 【容量】116.6MB 【ツール】NScripter 【更新日】2005/7/6 【備考】製品版レビュー
ある朝、突然しっぽが生えてしまった克之。同じくしっぽを持つ城谷春野と知り合い、しっぽのために月の絵を描く彼女を手伝うことになる。折りしも月で原因不明のTLP(発光現象)が発生し、雪雄先輩はそれに夢中になっていた。学校の敷地内にある研究所跡の廃屋で絵を描いている春野を訪ねると、床が抜けて地下道へ落ちてしまう。そこへ謎のしっぽが襲ってきて……?

体験版PLUSは二日目まで。意外な人物がしっぽと関わっていたり、しっぽの詳細が少し分かったり。敵のようなものも現れ、気になる展開になってきました。雪雄先輩の冷静な一面に惚れる。春野たんがものすごい一言を(笑)


ですろり Death Lori -デス・ロリ- 体験版
【HP】機械式少女 【対象】15禁 【ジャンル】戦闘的残酷ビジュアルノベル(選択肢なし) 【プレイ時間】5時間 【容量】128MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2006/3/8
“危険屋”を生業とする信夜は、天才少女の三原夕凪から依頼を受ける。夕凪は一昨日に大学病院の大量殺人事件の犯人としてマスメディアで報じられた渦中の人物だった。夕凪は“超人”を創る研究をしていた組織を訴えようとして逆に罪を着せられ、命を狙われているという。追手から逃げる夕凪と信夜の元へ“トーション”の藤石宗吉が現れ……。

第1話「危険屋」、第2話「報復者」、第3話「ペチカ」、第4話「青二才」、第5話「夏少年」。全40話予定のうち5話まで収録されています。女性キャラのみフルボイス。わざわざ「残酷ノベル」と謳われているだけあって、残酷描写はエグい。殺人画像を集めるのが趣味な変態美少女やら、(ピー)肉の手料理に凝っているおっとり系お姉さんやら、まともなキャラがいません。主人公はサドなホモ男にケツを掘られるわ、主人公より主人公っぽい男は部下を弁当代わりに食して栄養補給するわ、これから成長していくかと思われた将来有望なショタっ子は哀れ肉団子に……って、えええーっ。斉については利葉が伏線らしきこと(「目覚める」云々)を言っていたので、斉にはまだ役割がありそうな気がします。肉団子は別人で、斉は生きているのではないでしょうか。5話終盤の藤石の京嘉への疑惑も、藤石の誤解では? 京嘉は純粋にご主人様を慕う健気なメイドに見せかけて、実は何かを企んでいる……ように見せかけて、実はやっぱり純粋なのでは。しかし彼女には謎が多すぎて、油断できないのも事実。彼女を信じたいような、信じてはいけないような、この微妙なバランスがたまりません。現時点では藤石と京嘉の行方が一番気になります。ツンデレ藤石萌え。しかし二人とも命のタイムリミットがあって、どう考えても悲劇しか予想できないが辛いところ。月並みに陳腐に、この二人が幸せになってくれたらいいなと願っているのですが、無理無理無理無理無理無理無理無理という感じですね。そういえば主人公って誰でしたっけ。


妻陥落 体験版
【HP】Autobahn(アウトバーン) 【対象】18禁 【ジャンル】奥さん陥落見守りゲー 【プレイ時間】30分 【容量】62.6MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2006/12/29 【参考】製品版ミニレビュー
今年41になる田村俊夫(名前変更可)には、他人に言えない欲望がある。それは、17年間連れ添った愛する妻の清美が自分以外の男に抱かれ蹂躙されてほしいという欲望。そんな変態的な欲望を心に秘めていたある日、初めて入ったバーで「キクチ」という男と知り合う。キクチは人妻ハントを副業にしている男だった。俊夫はキクチに清美の写真を見せ、彼女を誑かしてほしいと依頼する。清美が自分の妻であることは隠して……。

「寝取られ」ならぬ「寝取らせ」ゲー。まず驚いたのが、「妻、落ちるの早っ」。てっきり貞淑な人妻をあの手この手でじわじわ落としていく作品だと思っていたのですが、どうやら違うっぽい。貞淑だと信じていた妻には、実は裏の顔が!という展開でしょうか。清美の声優さんの演技も上手く、本当に良き妻、良き母親という感じ。そんな良妻賢母の見本のような彼女が、まさか?と思ってしまいます。行きずりのキクチとエッチしたはずの清美の態度が全くいつも通りで、「キクチが落としたのは、もしかして別人?」と素で思ってしまうほど。しかし別人のはずはないよな……と思うと、彼女の通常通りの良妻っぷりに寒気がしてきました。体験版の引きも絶妙で、続きが気になる。キクチは悪そうに見えて、いいヤツ。


キラークイーン 体験版
【HP】FLAT 【ジャンル】サスペンスADV(選択肢なし) 【プレイ時間】2時間 【ツール】NScripter 【容量】202MB 【更新日】2006/8/4 【参考】製品版ミニレビュー
御剣総一は学校帰りに拉致され、見知らぬ廃墟で目覚める。総一を含め、この施設には13人のプレイヤーが『ゲーム』のために集められていた。各人に与えられたものは爆弾の仕込まれた首輪とトランプを模したPDA。それぞれに提示された条件を72時間以内にクリアしなければ、首輪は爆発する。総一は、亡くなった恋人によく似ている少女・咲実と行動を共にすることに……。

バトルロワイアル風サバイバルゲーム。フルボイス。13台のPDAと首輪の解除条件は面白い設定だと思いますが、今のところ、いまいちシナリオに活かされていないような。もっとドロドロした人間ドラマ、心理戦、駆け引きなどを期待していたので、少々期待外れでした。主人公パーティにいる渚は怪しい。防火シャッターの向こう側で文香が襲われた時の渚の動向は不自然。渚が敵かどうかは判りませんが、何かありそうです。システム面では全体的にレスポンスが悪く、メニューを呼び出す度に数秒間待たされてストレスが溜まりました。バックログがものすごく使いにくい。1センテンスずつしか遡れないバックログって一体。初回起動時の強制フルスクリーンもやめてほしい。