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Reason of Detective
【HP】言ノ葉迷宮 【DL】3分ゲーコンテスト第4回コンテスト1位 【ジャンル】推理ADV 【プレイ時間】5〜10分 【容量】7MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2005/9/3 【参考】攻略:ヒント&解答
犯人を見破り、指摘しようとした直後に記憶を失ってしまった女子中学生探偵の主人公。容疑者はお嬢、メイドさん、エプロン男、スーツ男の四人。断片的な情報から推理して、事件を解決しましょう。バッドエンドを重ねる毎に事件の概要や主人公をとりまく状況が少しずつ見えてきます。犯人を指摘してグッドエンド1を見た後に再度プレイすると選択肢が増え、グッドエンド2で全ての謎が解ける仕組み。グッドエンド2はやや難易度高めですが、メッセージ履歴(Rキー)を覗いてみると、何か解るかも。いきなりクライマックスの犯人告発に、記憶喪失の探偵という設定が斬新で、それを活かしたオチも面白かった。情報の配分とギミックが巧みで、掌編ながらも本格推理の醍醐味をしっかり味わえます。


deep-sea fishes in gloom
【HP】言ノ葉迷宮 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】30分 【容量】10.8MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2008/1/12 【参考】攻略メモ
会社員の甲斐原と上司の智形は、取引先の秦元氏の別荘へ招待される。秦元氏は二人の娘に贈るための童話と絵本を自室の棚に仕舞っていたが、昼食後、絵本だけが何者かに盗まれていた。別荘内に居るのは秦元氏と娘二人、管理人の木崎、客人の甲斐原と智形。絵本を盗んだのは誰なのか……?
一周目はセーブ無し&制限時間ありの縛りシステム。バッドエンドを重ねる毎にサポート機能が解放され、クリアしやすくなっていきます。セーブ機能、選択肢の制限時間解除機能、前の選択肢に戻る機能、そして「黄色いモノ」機能。黄色いモノ機能は、シナリオ内で重要なポイントを黄色で教えてくれる機能です。犯人と根拠はすぐに検討がついたものの、物証で少し悩みました。アレって○○○だと使いにくいのですね、知りませんでした。最初は[グローブの色]に固執して失敗したのですが、理由を知ると納得。[真実]を[]にすれば良いというものではない結末にも感じ入るものがありました。言ノ葉迷宮さんのミステリー作品は毎回どれも悪い人がいなので、気持ちよく終われますね。


月屋形事件(つきやかたじけん)
【HP】言ノ葉迷宮 【ジャンル】パスティーシュ・ノベル 【容量】13MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2007/2/1 【参考】攻略チャート
友達の氏原君の父親が大事な事業資金を盗まれてしまった。このままでは氏原君の家は破産し、氏原君は中学を辞めなくてはならない。氏原君の窮地を助けるため、僕と森君は氏原君の家「月屋形(つきやかた)」を訪れた。屋形の住人は五人。氏原君、氏原君の父親と祖母、女中、庭師。そして六年前まで養子の克己がいたという。森君は僕に言った。「風岡君、屋形には君ひとりで行ってくれたまえ」
甲賀三郎作『お初桜事件』『贋紙幣事件』の設定を借りた推理ノベル。昭和初期を舞台として、少年探偵の森君と助手役の風岡君が第三の事件に挑みます。原作では森君が華麗な推理を披露してくれるのを眺めるだけですが、本作では風岡君(プレイヤー)が自分で情報を集め、推理する必要があります。難易度が高く手こずりましたが、やり応えがありました。個人的に一番悩んだのは、克己の前の苗字。それさえ判れば、後は比較的スムーズに解けました。プレイの進行に応じて「挿話」が追加されてゆき、その内容が攻略のヒントにもなっています。事件を完全解明すると、ハッピーエンドへ。誰も悪い人がいないので、後味は良い。「プレイログ」でプレイヤーの攻略の道筋が判る親切設計。


密室船
【HP】TENTREE 【ジャンル】ミステリーADV 【プレイ時間】1時間 【ツール】FLASH 【更新日】2004/10/23 【参考1】攻略チャート 【参考2】ピックアップ投票結果
旅客船からホテルに改装された「HOTEL・ASSAYE」の船内レストランにて、完成祝賀会が催される。店長から招待を受けたギコとしぃも、一席でくつろいでいた。社長の挨拶が終わり、乾杯の音戸をとろうとした瞬間、船のどこかで爆発が起こる。停電して密室となったパーティー会場。果たしてギコたちは密室船から脱出できるのか?
登場人物は14人。主人公のギコとしぃ、ホテル社長のモナー、共同出資者のモララー、モララーの妻のモナミ、改装設計者の兄者と弟者、レストラン店長のショボーン、料理長のいよう、コックの1さん、給仕のおにぎり、ピアニストのレモナ、客の8頭身、正体不明の『???』。AAキャラが勢揃いの豪華キャスティング。全4章で構成されており、船内を探索して皆から証言を聞いたりアイテムを入手したりしながら進行します。第1章は脱出、第2章は探索、第3章は謎解き、第4章は推理。第3章だけはやけに難しすぎた気もしますが、それ以外はほどよい難易度でした。最後に犯人を暴く第4章は証言が入り組んでいるため、メモが必要かも。それぞれ章の始めと終わりにムービーがあり、ストーリーが展開します。FLASHならではのアニメーションによる演出は見どころ多し。次章への引きもサスペンスドラマのようで、キマっています。まさにミステリーの王道と言えるシナリオで、テンポ良く楽しめました。一応2ch系の作品ではありますが、さほど2chネタが幅をきかせているわけでもなく、まっとうなミステリーゲームです。


幻想カンタータ 第1番 ヴァンパイア†ノクターン
【HP】シャボンのタネ。 【ジャンル】推理ファンタジーADV 【プレイ時間】30分 【ツール】RPGツクール2000 【更新日】2006/1/12 【備考】製作サイトに攻略あり
アーヴァンズの町の公園で変死体が発見された。死体の首には二つの穴があり、住民たちの間ではヴァンパイアの仕業だと噂になっていた。事件に興味を持った探偵のアレックスとクリストファーは早速現場へ向かうが……。
捜査中に得た情報をメモに残し、それを元に推理します。メモ所持数には制限があるので、情報を取捨選択して必要なメモだけを残さなければなりません。あちこちをマメに調べたり推理に正解したりすると探偵評価が上がり、評点に応じてクリア後のおまけが増えます。アレックスが外出する際にきちんと身支度するのが、なんかいい。チェーリーベルの日記が可愛い。一度でクリアするのは難しいので何度もやり直すことになりますが、ツクールなのでスキップできなくて辛かった。


七年凪
【HP】INFINITY 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】2時間 【容量】6MB 【ツール】Yuuki! Novel 【更新日】2005/10/28 【参考】攻略チャート
高校時代の友人の雅弘から、別荘への招待状が届く。7年前に皆で遊んだ思い出の別荘。雅弘は妹を自殺で亡くしたショックで転校していったと思われていたが、実は転校ではなく入院していたのだという。招待された智也たち5人は、久しぶりの再会に胸を弾ませながらも、雅弘の心の傷に不安を覚えていた。その夜、事件が起こり……。
オーソドックスなクローズドサークルもの。選択肢が多いうえにツールがYuuki! Novelなので、攻略に手間が掛かります。バッドエンドも含めるとエンディングは沢山ありますが、EDタイトルもEDリストも無いため、把握しにくい。どれがベストエンドなのかも、いまいち判りません。犯人の動機は意味不明。そんなことでわざわざ呼ばれて殺されたらたまらんと思うのですが。腑に落ちない点は多々ありましたが、概ね良くまとまっています。


消火栓
【HP】SquareBox 【ジャンル】ノベル 【容量】32.5MB 【ツール】恋愛シミュレーションツクール2 【更新日】2004/6/12 【参考】攻略リンク集
夏休み、山奥の全寮制高校で弘樹たちバスケ部員は合宿を始める。滞りなく練習を終えた1日目の夜、盗難事件が発生。さらに翌朝、部員たちの飼い犬が何者かに殺され……。
特定の人物をマークすることにより、その人物を疑った状態で進行していく「犯人マークシステム」が大きな特徴です。事件の真犯人のみをずっとマークしていれば良いわけではなく、その場の状況に応じてマーク対象を変える必要があるため、なかなか難しい。読みやすい文章で、じわじわとくる怖さが上手い。


呪いの城の亡霊
【HP】beautiful garden 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】(本編)3〜4時間 (おまけ)3時間 【容量】4.36MB 【ツール】コミックメーカー 【更新日】2003/10/11 【参考】攻略メモ
写真部の合宿で顧問の車に乗って出発したものの、森の中で迷ってしまった健一たち。噂の「呪いの城」を見つけ、一晩泊めてもらうことになる。そこには城の住人と大学のミステリー研究会の面々がいた。やがて奇妙な事件が起こる……。
エンディングはゲームオーバーを含めて30種類。総勢18名もいるので、名前を把握するだけでも大変です。ゲーム中の選択により「探偵適性度」が判定され、クリア後にランクが表示されます。最後に真犯人を特定する推理展開はツッコミどころが多い気もしますが、そこへ至るまでの推理パートはなかなか楽しめました。クリア後はギャグシナリオとアナザーシナリオをプレイでき、全てを合わせるとかなりのボリュームです。お調子者の森田先生のキャラクターが良い。


くるみ割り人形
【HP】幻想都市 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】1時間 【容量】3.64MB 【ツール】Yuuki! Novel 【更新日】2003/11/7 【参考】攻略リンク集
大学4年生の更科俊夫の元に、ある日 祖父の訃報が届く。遺言により遺産の人形を譲り受けた俊夫は、妹の涼子と一緒に信州の祖父の館へ向かう。そこには何故か叔父夫婦も居て……。
最初の選択肢によってミステリーの「志乃編」と伝奇ホラーの「紅葉編」へ分岐します。「……」の代わりに「、、、」が使われていたり、年齢の若い登場人物が全員「〜だョ」という話し方をしているのは気になりました。ツールがYuuki! Novelなのでエンディングコンプリートは大変ですが、ショートカット機能があるのは幾分助かる。「かまいたちの夜」系が好きな方なら楽しめるでしょう。


星のない空の下で
【HP】むきりょくかん。 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】4〜5時間 【容量】18MB 【ツール】RPGツクール2003 【更新日】2005/9/11
高校3年生の楠木遙と遠野有希は幼い頃からの親友同士。受験勉強のストレス解消に、今度の日曜日に一緒に遊ぶ約束をしていた。しかし約束の日が来る前に、学校の美術室で有希の死体が発見され……。
遙を操作して、学校内にいると思われる事件の犯人を捜しましょう。捜査パートで情報を集め、イベントパートでストーリーが進みます。入手した情報は随時『メモ』に追加されていきますので、メモを元に『考察』しましょう。考察を行う毎にポイントが加算されてゆき、最終的にどれだけ真実に近付いたかによって犯人逮捕の成否が決まります。しかし「彼女は犯人ではない。なぜなら、彼女が犯人だとは思いたくないから」など、どこが考察やねんというものも結構あり。校内のマップが無駄に広いので、場所が分かり難く、移動が面倒なのが難点。テキストは一人称で、キャラの視点が頻繁に変わります。全体的に暗めの話ではありますが、ところどころコミカルな部分もあって笑えました。お茶目な一郎パパが素敵。ただ、無駄なエピソードも多くてダルいので、もう少し詰めても良かったのでは。終盤で犯人を追いつめる真相解明の運びは、かなり無理があります。[制服に凶器仕込みまくり]の犯人に爆笑。ラストで[遙と一郎が安易にくっつかない]のは良いですね。推理ものとしては穴だらけですが、それ以外の部分を楽しめました。