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ゆとり教育
【HP】トラベルミン 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】3分 【ツール】NScripter 【容量】7MB 【更新日】2008/9/5
夏も終わりかけたある日、私と友人は地元で噂の心霊スポットに出かけました。そこには、恐ろしい“呪い”が存在したのです……。
現代社会の歪みにメスを入れた、戦慄の社会派ホラー。2chオカルト超常現象板の「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?」Part83より、「ゆとり教育」をサウンドノベル化したもの。[読みながら「いや、それ、おかしいよね?」と思ってはいるのですが、なぜか半信半疑のまま、最後までホラーとして読んでしまう不思議。最後まで読み終えてポカーンとしながら、ふとタイトルを見て、「あ、なるほど(笑)」と納得。いかにもホラーらしい雰囲気と演出に流されて、すっかり騙されました。ブラックかつシュールかつアホで笑った。いやあ、ゆとり教育って本当に怖いですね。


山荘で
【HP】MINARAI SUIFU 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】5分 【総プレイ時間】30分 【容量】20.4MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2008/6/16
有給休暇をとって山中を一人で旅していた俺は、猛吹雪のせいでロッジで立ち往生する羽目になった。あげく、雪で送電線が切れてロッジは停電。暖房も切れたため、暖炉のあるラウンジで暖まっていると、三人の宿泊客がやって来た。俺は彼らと退屈しのぎの怪談話をすることに……。
主人公と宿泊客たちが、それぞれ怖い体験談を語って聞かせます。怪談自体はそれほど怖くはないのですが、怪談話の後に主人公を襲う恐怖がなかなか。画像が良い感じに怖くてゾクゾクきました。エンディング毎に少しずつ主人公の過去が明らかになってゆき、五種類のエンディングを全て見ると選択肢が増え、真相エンドへ。[三人の宿泊客]の正体は[彼らの登場時]に早々に予想できてしまったので、オチとしては弱かったのですが、エンドロール後の更なる真相には、なるほどと納得。ラストの電話は悲しいですね。しかし結局、END1「二十五人」は何だったのだろう。くどい強制ウェイトとエンドロールのスキップ不可は相変わらず。


万華鏡奇談
【HP】偽書[香津宮綺譚] 【ジャンル】和風ホラーノベル 【プレイ時間】20分 【総プレイ時間】40分 【容量】11.5MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2008/2/6 【参考】『真説・万華鏡奇談』紹介
祖母が亡くなり、浪人生の修一は七年ぶりに実家の桜屋敷へ帰ってきた。遺品の整理をしていた修一は、土蔵の鍵を発見する。幼い頃、厳しい祖母の目を盗んでは忍び込んでいた蔵。久しぶりに懐かしい蔵へ入った修一は、そこで古めかしい万華鏡を見つけるが……。
旧家の蔵に隠された悲劇を探る和風ホラー。シナリオ後半の選択肢によって「鏡子編」「祖母編」「桜子編」へ分岐し、それぞれ異なる真相へ辿り着きます。縦書きのしめやかな文章が心地よく、ひたひたと取り囲まれるような恐怖演出が秀逸でした。ラストの締め方も良い。ただ、あちこちで妙にウェイトがかかり、エフェクトやエンドロールをスキップできないのは鬱陶しかった。ゲームを起動してから開始できるようになるまで、かなり待たされるのも難点。注意書きもタイトル画面の演出も一度見れば充分なので、クリックで飛ばせるようにしておいてほしい。


ほんとにあったかもしれない怖い話「猿夢」
【HP】頽廃 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】3分 【容量】11.2MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2007/10/10
私は夢を見ていた。夢の中の私は、薄暗い無人駅に居た。精気の無い男の声でアナウンスが流れる。「まもなく、電車が来ます。その電車に乗ると、あなたは怖い目に遇いますよ〜」 駅へ入って来たのは、よく遊園地などで見かけるお猿さん電車。私は好奇心で、電車に乗ってみることにした。もし本当に怖くなれば、目を覚ませば良いのだから……。
古典的なショートホラー。2chオカルト超常現象板の「死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?」スレより、「猿夢」(さるゆめ)という怪談を加筆・修正したもの。作中の男の悲鳴が「ぼあ〜〜」みたいな間の抜けた音声でガクッときました。これはもう少し何とかしてほしかった。前二作を見るに、ここの作者さんはグラフィック面の技術は高いけれどシナリオ方面は苦手のようなので、今作のように原作付きで製作されるのは向いていると思いますね。


ジンクスホリック・シンドローム 第三話「ラブ&ヘイト」
【HP】置場 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】35分 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2008/2/23
「ラブ&ヘイトで遊ぶべからず」 生徒手帳に書かれていた奇妙な校則。ラブ&ヘイトというのは、この学校で数年前に流行ったカードゲームらしい。ゲームの得点によって、その日の運勢評価が決まる。サヤカたちは試しにラブ&ヘイトで遊んでみるが……。
女子中学生三人組のジンクス探求ホラー(?)。第一話がマオ、第二話がユーヒと来て、第三話はサヤカがメインの話になっています。幽霊の女の子が堂々と出てきて普通に喋りまくるのは参った。例の彼は第一話の時点でいかにも怪しかったので、彼が「サンマンさま」の[黒幕]だったことは特に意外ではないのですが、その動機がかなり意外でした。先生、変態じゃないか(笑) 第二話も第三話も「いい話」系でまとめられているので、ホラーとしては物足りませんでしたが、ジュブナイルとしては爽やかで後味の良いものでした。ひとまず今回で紹介編終了という括りのようです。続編があるなら、次はもう少しオカルト要素多めを期待してみたいところ。エンドロールのクレジットが可愛いですね。


ジンクスホリック・シンドローム 第二話「唄ウ横断歩道」
【HP】置場 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】40分 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【容量】14MB 【更新日】2008/2/22
「横断歩道の白線だけを踏んで渡れたら、今日は一日いいことがある」 そんな子供っぽいジンクスを実行するマオを馬鹿にするユーヒ。しかし、ユーヒも無意識に横断歩道の白線だけを踏んで渡っていた。そのことをサヤカに指摘されたユーヒは、ムキになってわざと白線を踏み外してみせる。その日から、ユーヒは嫌な夢を見るようになり……。
女子中学生三人組のジンクス探求ホラー。今回はオーソドックスな青春系エピソードで、大して怖くありません。オチもよくあるパターンなので、概ね予想できました。ラストでタイトル文字がじわじわと少しずつ消えていく演出があり、何かあるのか?と思ってじっと見ていたのですが、結局何も無く全部消えて終了。あまり意味の無い演出をしないでほしい。


ジンクスホリック・シンドローム 第一話「サンマンさま」
【HP】置場 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】35分 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【容量】36MB 【更新日】2008/2/9
近頃、学校で流行っている変なお呪い。“サンマンさま”にお願いすると、何でも願いが叶うという。しかし、クラスメイトのアキコはサンマンさまに願いを叶えてもらってから、身辺に変なことが起きるようになったらしい。アキコから相談を受けたマオは、仲良しのユーヒ、サヤカと共にサンマンさまの謎を解くことに……。
女子中学生三人組のオカルトコメディ。理知的なサヤカ、霊感のあるユーヒ、お馬鹿なマオが三人でワイワイお喋りしながら“サンマンさま”の正体を探ります。女の子たちの楽しげな雰囲気に油断していると、バッドエンドが意外に怖くてびびった。制限時間内に選択肢を選ばなければ強制的にバッド行きになるため、大抵のプレイヤーは最初にバッドエンドを見ることになるのでは。コミカルでテンポの良い会話、オカルト考察の面白さにホラーな味付けも加わり、気軽にサクッと楽しめました。ただ、ラストは取って付けたような終わり方で拍子抜け。もう少ししっかりした結末が欲しかった。システム面ではエフェクト等をスキップできないのが難点。


The noose
【HP】ZIGZAG 【ジャンル】サウンドノベル 【プレイ時間】50分 【ツール】Nscripter 【容量】25MB 【更新日】2006/10/10
「姉さんが僕を殺し 妹が僕を吊るし 僕が姉さんを殺した」 亡くなった弟の日記に記された不可解な文章と首吊りの絵。一ヶ月前にフラリと外出した弟は、そのまま二度と戻ってこなかった。発見されたのは血塗れの帽子。唯一の肉親を失って一人残された私は、広い家で無気力に過ごす。雨の夜、ふと目を覚ました私は、廊下の軋む音を聞いた。誰かがゆっくりと廊下を歩く音。家の中に誰かがいる──。
さほど怖くはありませんが、雰囲気はあります。音の使い方や一部の演出が上手い。特に「■■■■」の効果音にはびびった。あそこにあの音を持ってくるセンスには感心しました。ただ、ドア叩きの演出で画面を大げさに揺らしすぎ。あそこまで豪快に揺れると、恐怖もどこかへ吹っ飛びます。しかも何度も何度も何度も何度も何度も何度もしつこく繰り返すので、くどい。あまりにもくどいので、途中で飽きてしまいました。ドア叩きが終わるまで、暇で暇で仕方なかった。この冗長な演出にげんなりして、一気に冷めてしまったのが残念。後半は真相が明かされ、ラスト付近の選択肢でノーマルEDとグッドEDに分岐します。


きゅうけつきのよみち
【HP】たぶんおそらくきっと 【ジャンル】絵本風ホラーADV 【プレイ時間】3〜5分 【総プレイ時間】20〜30分 【ツール】NScripter 【容量】14MB 【更新日】2006/7/21
わたしのなまえはアイ。わたしが帰るこのみちは、夜になると、とってもくらくなる。それにね、さいきんこのみちには、きゅうけつきが出るんだって。
可愛く残酷な絵本風ホラー。場面ごとに絵が豊富にあり、アニメーションもあって楽しい。○○を食べて泣きながらドタバタ&バタンキューするアイがラブリー。エンディングは13種類。惨いエンディングもあれば、ほのぼのエンディングもあります。これ系の絵本風ホラーをもっと見てみたい。


黒の時〜長月〜
【HP】NegativeCelcius 【ジャンル】心霊ホラーノベル 【プレイ時間】30分 【容量】2.94MB 【備考】製作サイトに攻略あり 【更新日】2006/9/24
和真は近頃、家の中で妙なものを見たり気配を感じたりする。母親が一週間の旅行に出かけて、しばらく家に一人きり。不安になった和真は、霊感の強いクラスメイトの美穂に頼んで泊まりに来てもらった。その夜、霊が本格的に姿を見せ始め……。
エンディングは5種類。本棚の隙間から目が覗いていたり、押入れからヌーッと霊が出てきたりして、夜にプレイすると、なかなか怖い。真相はしんみり系。真相を知ると恐怖が薄れるので、グッドエンドを見るのは一番最後にしておいたほうが良いかも。スキップ無し、バックログ無し、キー長押しの文字送り不可、選択肢でセーブ不可。文字速度が遅く、なおかつ文字速度の調節不可。システムはかなり劣悪です。