| ■妖怪不条理小咄・妖隠録(あやかくしろく)〜しゃれこうべは嗤う |
| (2008.10.16配布終了) 【HP】偽書[香津宮綺譚] 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】25分 【容量】24.7MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【備考】2008/10/2-16期間限定公開 【更新日】2008/10/5 |
私は友人の志摩禰(しまね)に連れられて、彷徨うように闇の中を歩いていた。やがて小川のせせらぎと共に、シャリ、シャリ……と米を研ぐような音が聞こえてくる。見えないモノを視ることができる志摩禰が、音の主は小豆洗いという妖怪だと教えてくれた。「あれはされこうべだ。小豆洗いが、されこうべを洗っている音だ──」
頼れる道先案内人の志摩禰と共に、妖怪だらけの奇妙な世界を探索します。行く先々で出会うのは、元は人間だった妖怪たち。畜生道に墜ちたヒトの成れの果て。彼らと会う毎に、彼らが人間だった頃の小咄が挿入されます。異形へと身を墜とすだけあって、それぞれ業の深い人生であり、歪んだ人間心理を堪能できました。蜘蛛が大嫌いな女性の話には、妙に共感してしまった。背景のそこかしこに妖怪たちが隠れているので、プレイしながら嫌な予感を覚えていたら、予感的中。あるモノのアレを答える事によって、三種類の結末へ分岐します。そんな面倒な事やってられっか!という人にも、救済措置があるのでご安心を。壱・弐・参の結末は、どれも味があって好きですね。「終着・弐」はベタすぎて笑った。終盤で[死神]が■■に音声で語りかける場面は、初め何も聞こえなくて、「この長すぎるウェイトは何……?」と不審に思っていました。めちゃくちゃ音量を上げると、ヘッドホン無しでも、なんとか聞こえますね。面白いオチだとは思いますが、ヘッドホン着用や音量激上げなどの特別な行為をしなくても楽しむことができれば、もっと良かった。エンディングが三個以上あると、やはりエンドロールのスキップは欲しいところ。同じエンドロールを何度も見せられるのは疲れます。
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