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雨ではなく、雪でなく
【HP】やまいぬワークス 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】25分 【容量】9.4MB 【ツール】LiveMaker 【更新日】2009/7/27(2008/11/28)
糞忙しい職場で仕事に追われる中、令太の携帯電話が鳴った。相手は、幼い頃から兄妹のように一緒に育ってきた従妹の深雪。今、東京に来ているので、仙台に帰る前に令太に会いたいと言う。……結婚する、らしい。深雪は、まだ逃げているのだろうか。そして、自分は……?

31歳と28歳と34歳の従兄妹三人の恋愛物語。登場人物の年齢が高いだけあって、地に足のついた現実的なシナリオです。深雪の兄でいようとして、兄になりきれなかった令太。令太を諦めるために、足掻き続けた深雪。そんな深雪を、待ち続けた理一。派手な展開は一切ありませんが、じんわりと切なく、ほろ苦い短編でした。


ですろり〜Girl's side〜
【HP】機械式少女 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】15分 【容量】47.8MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2009/5/2
バレンタインを前にしたある日、クラス委員長(いいんちょ)の上泉伊予のもとへ、作者のチャーからの指令を携えた妖怪“姉”が現れる。同じクラスの犬橋犬雄、岡田兵介、但馬十兵衛の三人のうち誰かにチョコを食べてもらってキスしないと、首チョンパされてしまうらしい。ですろりは例えギャグで死んでも決して生き返れない! どうする、いいんちょ!? シャレにならんぞ、いいんちょ!?

2009年バレンタイン&エイプリルフール企画の『ですろり』ガールズサイド。いいんちょの命を懸けたドキドキ☆バレンタイン大作戦。冒頭からいきなり古代モンゴルの熾烈な馬連侘院(ばれんたいん)解説が始まって噴いた。岡田とキス……?のシーンは、普通にときめきました。岡田ってば、慣れてる〜。乙女的には、このシーンでスチルが欲しかったところ。本命の犬雄との結末は、やや肩透かし。確かにあの二人なら、せいぜいあの程度で終わるのだろうな、とは思うのですが、せっかくの特別企画ゲーなのですし、本編ではあり得ないような展開に行っちゃっても良かったのでは。ネタゲーかと思いきや、意外とこぢんまりとした無難な内容でした。チャーさん、今回ちょっと無理して書いた? いいんちょと男キャラ三人の少女漫画風ほんわかスウィートな立ち絵には笑った。が、その立ち絵四人分で力尽きたのか、スチルは思いっきりラフ絵。バレンタインから二ヶ月も延期したわりには少々やっつけ感の漂う作品でしたが、楽しめたことは楽しめました。最後のアレは、あるはずが無いと解っていたのに心の片隅でわずかに期待してしまった。悔しい。


神動疾風物語外伝 マジガミ
(配布終了) 【HP】SIGN WORKS -Limited Edition- 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】15分 【容量】244MB 【ツール】吉里吉里 【備考】2009/4/1-15限定配布 【更新日】2009/4/13
馬鹿なの? 死ぬの? 釣られたわね? これだから愚民は、下劣なのよ。まったく、製作者も製作者だけど、プレイヤーのあなたもあなたよ。いい? 今日はいつなのよ、この時期は何だと思ってるの? 四月よ。エイプリルよ。特に上旬。4月1日はエイプリルフールなのよ? 何を好んで馬鹿を見るためだけに、企業や製作者の企みに付き合うのか理解できないわね。そんなに馬鹿を見たいの? マゾなの? 死ぬの? つまりあなたは変態なのね!? この変態!!

2009年エイプリルフール限定ゲーム。製作中の伝奇活劇ADV『神動の疾風』とエンターブレインの恋愛SLG『アマガミ』を掛け合わせたネタゲーらしいのですが、なにぶん『神動の疾風』も『アマガミ』も未プレイなので、どれが本編の設定で、どれがネタなのやら、いまいち判別できず。できればネタゲーの前に本編のWEB体験版を公開していただけると有り難かったですね。キャラたちの会話のノリはわりと楽しめたので、いつか本編のWEB体験版が公開されたら、またプレイしてみたいと思います。たったこれだけの内容で250MB近くの大容量になっているのは謎。

※ファイルバンクの『マジガミ』ダウンロード方法
(1)パスワード「mazigami」を入力 (2)「ゲストフォルダ ログイン」をクリック (3)「ゲスト 環境設定」で「ブラウザモード」を選択 (4)「マジガミzip」にチェックを入れる (5)「ダウンロード」アイコンの「各駅ダウンロード」を選択


すべてがウソになる
【HP】Fly me to the sky! 【ジャンル】ノベル(選択肢なし) 【プレイ時間】6分 【容量】1.47MB 【ツール】NScripter 【更新日】2008/4/9
――エイプリルフールに何かが起こる。そんな曖昧な噂が流れる中、迎えた四月一日。まさにエイプリルフールにふさわしい、とんでもない事件が起きてしまった。口から発する言葉の全てが嘘になる。誰もが、思っている事と反対の言葉を言ってしまうのだ。おかげで朝から世界中が大混乱。しかし、そんなことさえ今のオレには関係ない。今日は久しぶりのデートなのだ!

2008年エイプリルフール記念ゲーム。発する言葉の全てが嘘になってしまう奇妙な日にデートすることになったカップルの短編。ごく普通のカップルが、不自由な状況ながらも言葉を交わして想いを確かめ合う様子が微笑ましく、ほのぼのと和みました。余談ですが、『帰ってきたドラえもん』(原作)ののび太の名台詞「うれしくない。これからまた、ずうっとドラえもんと一緒に暮らさない」を思い出してしまった。


風雲相討学園ポテト
【HP】相討ちネガティブギャング 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】50分 【容量】42MB 【ツール】NScripter 【更新日】2007/12/4
五月最後の週末。地下研究室の爆発事件で休校になっていた学園が再開し、J組にも平穏が戻っていた。境不可止の懐には、人気レジャー施設「風雲ランド」のペアチケット。母親からもらったものの、一緒に行く相手が居なくて困っていたところへ、キンバリーの妹ポテトが弁当を届けに来る。たわしの人体実験を断る口実を探すポテトに、不可止はチケットをあげることに……。

風雲相討学園フラット』の番長シナリオ後のIFストーリー。ヒロインの誰とも恋仲にならなかった主人公の不可止が、ポテトと親密になるお話。ポテトもJ組メンバーも立ち絵が一新され、スッキリ可愛くなっています。『風雲相討学園フラット』はJ組メンバーの奇天烈さと不可止のツッコミが面白くて、あちこち笑いっぱなしだったのですが、今作はごく普通のギャルゲーで物足りなかった。しかしながら、J組メンバーがボケまくるベストエンドには爆笑。笹原さん、暴走しすぎ(笑)


サンダガ
【HP】downkeep 【ジャンル】ノベル 【プレイ時間】1時間半 【総プレイ時間】3時間 【容量】131MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2008/11/13
厳島高校に入学してしばらく経ったある日、轟源氏朗は美人の生徒会長からいきなり頬にキスをされ、あげく生徒会新規役員の【超雑用/会長のペット】とやらに任命されてしまう。生徒会長の咬鳴夜重は成績優秀、容姿端麗、スポーツ万能な完璧超人。彼女はどうやら、源氏朗の昔馴染みらしいのだが……?

ベタな王道ギャルゲー。前作『皆殺しのワルツ(第一話)』とは打って変わって、毒の無いオーソドックスな明朗学園ラブコメです。特に恋愛部分はベッタベタすぎて、恥ずかしくて直視できず。単細胞で憎めない不良や、お茶目で激強い武芸家じいさんなど、脇キャラがちょこちょこアクセントを効かせていて、そのあたりは楽しめました。前作との落差に戸惑いましたが、そういえば前々作の『Midnight Celebration』もとことん王道な伝奇ものでしたので、もともと王道気質な作者さんなのかもしれませんね。それにしても、ここまでベタなギャルゲーで来るとは意外でした。『皆殺しのワルツ(第一話)』の続きも楽しみにしています。


ピザキス〜すべては最悪の結末のために〜
【HP】ピザキス 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】20分 【総プレイ時間】1時間 【容量】226MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2007/1/28
ひきこもりデブオタ大学生の小橋博之は、ある日、三人の女性と出会う。彼女のことが気になる博之は……。

ギャルゲーの皮をかぶった鬱ギャグADV。ヒロインはロリ、幼馴染、巨乳、妹の四人。主人公の思考は全て2ch語で、「あーおっぱいもみてぇwwwww」「マジウザスwwwww」「セクロスキボンヌwwwww」などといったことを始終考えています。そんなキモい主人公が、なぜか可愛い女の子たちにモテモテ……ということは一切無く、しょせんキモオタが独りよがりな恋をしても誰にも相手にされないし、ろくなことにならない、という容赦の無いストーリー。主人公の心の内の饒舌さと対人恐怖症なキョドりっぷりの落差が少しリアルかも。ただ、ギャグとシリアスが中途半端に混ざって中途半端なシナリオになっているのが残念。システム周りでは、スチル表示の度にいちいちスキップが止まるのが不便です。


ゆうとっぷ
【HP】ゆうとっぷのホームページ 【ジャンル】サウンドノベル 【プレイ時間】4時間 【容量】22MB 【ツール】LiveMaker 【更新日】2005/3/31
高校生の志野明雄は、ふと気付くと病室の隅に立っていた。ベッドの傍らに居るのは家族たち。そしてベッドに寝ているのは、意識不明の自分の体。クラスメイトの水村さんを庇ってトラックに跳ねられた明雄は、なんと幽体離脱して幽霊になってしまったのだった。途方にくれて街を彷徨っていた明雄は、同じ幽霊の少女ツキミと出会う。体に戻れるようになるまで、明雄はツキミと共に幽霊生活を送ることに……。

キャラ同士の掛け合いが楽しくて、スイスイ読めました。真面目だけどズレてる委員長や、暴力巫女の久生さんなど、脇の人たちも良いキャラしています。ただ、後半の展開では、明雄がツキミのことを いつの間にそんなに好きになったのか、よく解りませんでした。ツキミのために死んでもいい、家族や友人などを全て捨ててもいい、と思うようになるほどのものがツキミとの数日間にあったでしょうか? それがいまいち納得できず、明雄の目覚めを必死に待っている家族や友人を放っぽってツキミツキミツキミ言っている明雄に、あまり良い印象を持てませんでした。明雄がツキミに惹かれる過程をもう少しきちんと描いて欲しかったかもしれません。絵は上手くはありませんが、味があって良い。個人的には妹の葉菜子萌え。


Marriage
【HP】ワードワード 【ジャンル】ノベル(選択肢なし) 【プレイ時間】30分 【ツール】NScripter 【更新日】2005/9/8
早苗と透は家が隣同士の幼馴染。幼い頃、二人は結婚の約束をするが、小学五年生になって透が精神遅滞であることが判明し、早苗は透を避けるようになる。矯正施設に入った透と別れて中学生になった早苗は、野球部のエースの高木先輩と付き合い始めるが……。

無償の愛を描いた純愛ノベル。早苗視点の第一章と透視点の第二章で構成されています。透の純粋さや心の美しさには感動するものがありましたが、中学生になってからの早苗が悪人すぎて極端かも。もう少し人並に良心や思いやりもありつつ、それでも差別意識を持ってしまうヒロインのほうが共感できたのでは。


向こうの彼女
【DL】ゲーム紹介-向こうの彼女- 【HP】猫のぱらいそwithそよ風組み 【ジャンル】デジタルノベル(選択肢なし) 【プレイ時間】15〜20分 【容量】3.7MB 【ツール】吉里吉里2/KAG3 【更新日】2004/11/21
主人公はクラスメイトの櫻井かすがのことが気になっていた。他人を寄せ付けず、いつも一人でいる彼女。主人公が話しかけても冷たくあしらわれるばかり。しかし、ある日ゲームセンターで会った彼女は、なぜか別人のように明るい笑顔で……。

ごく普通の恋愛ものっぽいイントロから、衝撃的なラストへ。個人的にラストの主人公の選択には大いに納得がいかないし、嫌悪感もあります。あまりにも“こちらの彼女”に救いが無さすぎる。というより、扱いがぞんざいすぎる。それでも短編のオチとしては強烈で面白かった。


ランプ lamp/rumble
【HP】Air 【ジャンル】サウンドノベル 【プレイ時間】2時間 【容量】3.4MB 【ツール】NScripter 【更新日】2005/8/7
君塚啓吾は一人暮らしの高校一年生。骨董品屋の祖父からランプをもらった翌朝、目を覚ますと、枕元に蒼い髪の少女がいた。「おはようございます、マスター。私はラシフィル。願い事を叶えるランプの精です」

設定もストーリーもラストもお約束ですが、ほのぼのしていて読みやすい。何でもありの魔法でパパッと願いを叶えているのかと思いきや、意外と現実的な処置を施しているランプの精の苦労がリアルで面白かった。子猫のエピソードは少々わざとらしくて冷めましたが、クリア後のおまけシナリオで“彼”のフォローがされていたのは良し。


ロザリーの1日
(配布終了) 【HP】1010 【ジャンル】ADV 【プレイ時間】15分 【総プレイ時間】20〜25分 【容量】7.94MB 【ツール】NScripter 【備考】2007/5/23-27限定配布 【更新日】2009/5/5
グレイの仕えている屋敷には、七歳のロザリーお嬢様が住んでいる。奥様は早くに亡くなり、だんな様は多忙で、屋敷にいるのはほぼロザリー様ただ一人。グレイの一日は、朝ロザリー様を起こすことから始まる……。

2007年こどもの日限定ゲーム(2008年・2009年こどもの日再配布)。堅物ヘタレ執事のグレイが、わがままなロリお嬢様に振り回されたり、お色気メイドに性的に襲われそうになったりするお話。ロザリーお嬢様は製作サイトの紹介には「ツンデレ」と書かれていますが、見たところ、グレイに対してはデレデレのような。お色気メイドのサラは、サバサバしていてイイ女ですね。彼女に迫られるのは普通に羨ましいぞ。選択肢は片方が正規ルート、もう片方がバッドエンドに直行で、他愛ないバッドエンドだらけ。プレイを繰り返すとさらに選択肢が増え、エンディングの数はわりと多めです。エンディングリストが欲しかった。できればグレイの顔グラもあると嬉しかったかも。