ミヨちゃんは首を吊って死んだ。妹はバイクに轢かれて死んだ。友人たちはイカレ野郎の爆弾で死んだ。僕の大事な人たちは、みんな死んでしまった。住んでいた島から追いやられた僕は、従姉のライムちゃんの家に預けられることになった。ライムちゃんは毎日小動物を殺して黒魔術を行う電波女だった。ある日、僕とライムちゃんは裏山で奇妙なCDを見つけて……。
ポップでブラックでカオスなファウスト系(?)猟奇ノベル。中学二年生のライムちゃんは、天上天下唯我独尊な気まぐれワガママ残虐少女。小学六年生の少年キリは、ライムちゃんのドレイ兼オモチャとして彼女の奇行に振り回される淡白な主人公。日頃から小動物を殺しまくっている精神異常者のライムちゃんが、魔法少女になって人間を自由に殺せるようになってしまったから、さあ大変。デスノートも真っ青な大量殺人鬼の誕生です。全国の魔法少女たちが危険人物のライムちゃんを殺しに来るよ!というお話(なのか?)。とにかくライムちゃんがぶっ飛んでいて、とんでもない行動ばかりで飽きませんでした。二周目は王道ながらも熱い展開で燃えた。やはり主人公はこうでないとな。そして、まさかドラクエが伏線だったとは(笑) 白女のアレな最期にはギャッ!と飛び上がりましたが、クリア後の白女イラストはほのぼので和んだ。彼女、[首]が取れているほうが可愛いのでは。全体的にサクッと残酷で、個人的に好みでした。今作はシリーズのプロローグ的な位置付けなのでしょうか。 |