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忘れられた約束 - 第一章 -
(旧: 第一章・第二章)
大学ニ年の春。桜が満開に咲き誇る中、雪が降った日。何かに急かされる思いで外へ出た水上弥依(名前変更可)は、ふいに目眩に襲われ、見知らぬ青年の夢を見る。知らないはずなのに、どこか懐かしい青年の姿。その日以来、弥依は奇妙な夢を見続けることに……。
輪廻転生を題材とした悲恋ビジュアルノベル。季節外れの雪の日から、弥依は不思議な夢を繰り返し見るようになります。封魔士の「兄様」と、人を襲う白鬼。花が咲かない桜の木の伝承。大木の下で出会った白い魔性。やがて夢は徐々に現実の世界を侵食してゆき……?
複数の時代が錯綜していますので、最初はやや解りにくいかもしれません。繰り返しプレイすることで、物語の一連の流れが徐々に把握できる仕組みになっています。エンディングリストで一度見たエンディングを回想でき、未見のエンディング項目をクリックすると
ヒントが表示されます。攻略はなかなか手強く、適当にプレイするだけではエンディング制覇は難しいでしょう。救済措置として製作サイト内に攻略チャートも隠されていますので、コンプリートできないということはありません。
第二章(旧)は、第一章(旧)のトゥルーエンドの続編。ノーマルモードの「現代編」に加え、第一章のパスワードを入力することで「過去編」「仮想編」「陵編」をプレイすることが出来ます。さらに全エンディングを制覇すると「奥都編」も追加され、全てを合わせると なかなかのボリューム。 第一章(旧)では一葉は弥依への屈折した愛情ゆえに彼女の幸せを奪う狂気の人のように描かれており、たいへん萌えたのですが、第二章(旧)ではすっかり普通の人になっていて残念でした。
時を越えて弥依と「彼」は幾度も出会い、恋をして、悲劇が繰り返される。仮想編ではオマケとして
それぞれの時代のハッピーエンドも用意されていますが、やはり仮想は仮想であり、無理のある「ハッピー」に見えました。仮想編の一葉エンドは、ちょっぴりアダルトな展開でドキドキ。年齢制限が入ってもいいから、もう少し詳しく読みたかった(笑) 全編を通して、あまり低年齢向けではない気もします。
(2003年6月26日)