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こ〜こはど〜この箱庭じゃ?

行太(こうた)さんの日記と写真のサイト。開設されたばかりで、まだコンテンツは少なめですが、掲示板が賑わっていて楽しいサイトです。1万ヒット間近。キリ番を踏まれた方は、ぜひ掲示板に ご報告を。

「こ〜こはど〜この箱庭じゃ?」へ行く


(以下は上記のサイト訪問後にお読みください)

























ホームページの形を模したホラーアドベンチャー。ふと立ち寄ったサイトで、あなたはいきなり1万ヒットを踏んでしまいます。掲示板を覗くと、どうやら常連さんたちがキリ番を狙っていた様子。申し訳なく思いながらも、キリ番を踏んでしまったことを掲示板に報告しようとしますが……。

サイト閲覧中に更新があるとリロードされる仕組みになっており、移り変わっていくサイトの状況をリアルタイムで追っていきます。管理人の行太の日記、掲示板の常連のまなみとJUN。ここが普通のサイトではないことにすぐ気付く人もいるでしょうし、気付かない人は全く気付かないかもしれません。パソコン初心者の友人などに教えて、ぜひとも騙してみたいところです。

普段ぶらぶらとWebサイトを廻るとき、大抵の人はさして気も入れず、片手間に見ていることでしょう。けれど、初めて訪れたサイトでキリ番を踏んでしまったら? しかも、自分のせいで掲示板が荒れてしまったら? あなたはもう傍観者ではなく、能動的なアクションを起こさざるを得ません。ただの通りすがりのサイトだったはずが、いつの間にかサイトを舞台とした物語の登場人物の一人として巻き込まれ、知らぬ間に現実から虚構へのスライドが行われている。とても斬新でユニークな趣向です。

特に、最初のツカミの部分が上手い。掲示板の常連さんたちの間で自分の名前が挙がっているのを見た瞬間は、ドキッとしました。そして自分のせいで、どんどん険悪になっていく掲示板。書き込みたくてもフォームの調子が悪く……。いかにも実際にありそうな出来事で、このくだりが一番怖かった気もします。

一方、■■が正体を表すくだりは唐突でわざとらしく、少し冷めてしまいました。もっと掲示板の人間模様をじわじわ描いて、その中に違和感を少しずつ混ぜながら、現実と虚構の境い目を曖昧にしていく……という形なら面白かったのでは?と思います。とはいえ、サイト閲覧者は面倒くさがり屋で気まぐれなもの。このようなサイトに、いつまで付き合ってくれるかは判りません。物語の進行を閲覧者の気まぐれに委ねている以上、閲覧者が飽きないうちに早く山場となる展開を起こす必要があるわけで……難しいですね。

ホラーFLASHの『赤い部屋』など、現実にリンクさせた恐怖を仕込んだWebホラー作品は既にチラホラと出ていますが、ユーザーがゲームをゲームと認識しないまま、知らずゲームの舞台に迷い込んでしまうというのは、今までに無い新しい試みでした。何が怖いって、そりゃあ「自分」が体験する恐怖が一番怖いですよね。今後はインターネットの特性を活かして、このようなタイプのホラーゲームも増えるかもしれませんね。

(2003年12月2日)


【プレイ時間】20〜30分 【ツール】FLASH 【参考】ピックアップ投票結果[2003年][2005年

【HP】「阿波屋」 http://feena.noppo.com/uyas/
【PLAY】「こ〜こはど〜この箱庭じゃ?」 http://www.geocities.jp/usyhr/hakoniwa/