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鷹取彰人は一人暮らしの高校ニ年生。ある日、幼馴染の警視である戦国武斗から自校の調査依頼を受ける。彰人の通う坂崎付属高校で、麻薬の取引が行われているらしい。折しもその夜、武斗が化け物に襲われ……。
現代妖怪アドベンチャー。奇妙な調査依頼を受けた翌日に発見された武斗の死体。彰人は武斗の仇を討つために、学校の麻薬取引の情報収集を始めます。彰人の身辺に現れる様々な登場人物。怪しい転校生の鬼頭紅子、下級生の宮内三月、彰人に好意を寄せるクラスメイトの本城弥生、地味な同級生の辻洋子。女生徒の間では、あるおまじないが流行っているようですが……?
捻りのきいた会話がテンポ良く飛び交い、漫画を読んでいるかのようにスイスイ楽しく進行していきます。性格最悪のエリート刑事、ヤクザの後継ぎ、元殺し屋のニューハーフ、マッドサイエンティストな科学部部長など、揃いも揃って個性的なキャラクターが勢揃い。
彰人と友人の鍋島が くだらない会話をしたり、テニス勝負で燃えたりする様子は見ていて微笑ましい。二人が互いを気遣うが故に喧嘩してしまうエピソードは青春でした。事件解決後に[鍋島の記憶が消されてしまった]のは少し驚きましたけれども、まあそれで良いのかも。彰人にとって鍋島の存在は、大切な日常の証なのですね。バッドエンドでは、最期まで彰人を気遣う鍋島が泣ける。
シナリオの大筋は一つですが、選択肢によってイベントがこまごまと変化します。背景ウィンドウに各キャラが配置される手法は独特。真犯人は分かりやすくて予想通りでしたが、正体を表した時の姿がえげつなくて良い。オープニングから事件発生、調査、解決、大団円に至る流れがスムーズで、気持ちよくプレイできました。コメディを基調としながらも温かくホロリとくるシーンもあり、エンターテイメント性の高い良作です。
| 戦国 武斗 | |
| 彰人と兄弟同然に育った警視庁のエリート刑事。裏表が激しく、性格・素行最悪。毎朝 鷹取家に不法侵入して彰人を起こしているらしく、意外とマメ。 | |
| 「俺自らのモーニングコールだ、ありがたく拝聴し即座に起きろ」 「なら食うな、すぐ出せ今出せ即座に出せ」 「馬鹿阿呆低脳、漫才コンビは黙ってろ」 |
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| 鍋島 真央 | |
| 彰人のクラスメイトで仲の良い友人。けっこう勘が鋭い。 | |
| 「馬鹿、俺たちゃ良いも悪いもひっくるめて中流だろうが……」 「むしろお前がうさんくさいぞ真田!」 「ばーか、俺にとっちゃお前が死にそうな面でうろうろしてた昨日の方が心臓に悪かったぜ」 |
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| 真田 博 | |
| 彰人のクラスメイト。近代科学部部長。色々謎。 | |
| 「腹が立ったから薬で気絶させてさ、そいつらに夜通し刺青彫ってた」 「尾てい骨のちょっと上あたりに「兄貴専用」と彫ってあげたんだよ、あははははは」 ガクガクブルブル……。 |
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(2003年3月13日)